男性への施術って・・・

男性への施術って・・・

そもそも、私はオイルマッサージって
アロマのいい香りに包まれながら、素敵なセラピストさんのやさしい手で
ゆったりとした空間で身もこころもほぐされていく・・・
そんな女性から女性へ施術するもの。というイメージを持っていたので、
まさか自分が男性へ施術をするなんてこれっぽっちも思っていませんでした。

それが、ひょんなことがきっかけで男性にオイルマッサージを
することになり、最初は正直言って大丈夫なのかな・・・と
かなり怖かったのですが、
うつ伏せから施術が始まると、男性・女性という性別よりも
人の身体が目の前にある。という状態に変わりはなく、
疲れをとりたい・コリを楽にしたい・癒されたい・リラックスしたいと訴えかけてくる
身体の願いを一つ一つ叶えていくという目標に向かって進んでいく。という点では
何も違いは無いのだなぁ。ということに気づきました。

仰向けになって、改めてお顔を拝見して、
「そうだった、私は男性を施術していたなぁ。」と思い出すと
また、ちょっと不安な気持ちになり・・・。

そんなことを感じながらも日々施術していると、だんだんに不安感も薄まっていき、
コレはコレで有りかな。と徐々に認識も変わっていきました。

でも、やっぱり何となく男性への施術に対して自分の中に偏見がまだ残っていて、
「私今、男性にオイルマッサージをする仕事をしているんだ。」と友だちに堂々と
告げることはできないままでいました。

なんとなく、女性が男性に施術していることに対して
【いかがわしい】という偏見というか思い込みを自分自身が持っていたため
誰かに言ったら、
【今そういう、いかがわしい仕事をしちゃってるんだね】と思われそうで
恥ずかしくて言えない。と思っていました。

でも、それって本当に【いかがわしい】の?自分のやっていることは
胸を張れない仕事なのか?と考えました。

自分の手のひらで触れてほぐすことで、誰かが楽になり、元気にになり
また明日もがんばろう!と思えるエネルギーを伝えるマッサージをすることが
本当に恥ずかしいことなのか?!と。

そんな風に、いろいろと自分の中の思いを整理した今は
むしろとても自信をもって男性への施術を行うことができるようになりました。

 

 

 

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