スキンシップの少ない日本人

スキンシップの少ない日本人

日本人は他の国と比較すると、非常にスキンシップが少ない国のようです。
確かに、挨拶もお辞儀でするし、名刺交換でも直接手に触れる訳ではないし…。
握手をする場面というのも限られているような気がするし。
子供時代を除くと、大人になって人と触れ合う機会は極端に少ないですよね。

満員電車や人混みの中で他人と触れ合うことがあったとしても、けしてウェルカムな状況ではないし…。
そう考えるとマッサージって本当に貴重なスキンシップ~ふれあい~のツールですよね。

マッサージに行こう!と思う動機は人それぞれあると思いますが、
・筋肉をほぐされたい
・精神的な緊張をほぐしたい
・単純にオイルマッサージが好き
・仕事に煮詰まって気分転換したい
・話をしたい・聞いて欲しい
・頑張った自分へのご褒美
以下は主に男性に多い理由?
・どうせならオヤジでなくてお姉ちゃんに揉んでもらいたい(私も自分が男性ならそう思うかな^^;)
・揉んでもらったついでにオイシイ事も期待して(期待だけなら害はない(゜レ゜))
・はなから、+オプションが目的。(→マッサージ店と風俗店を混同するのはやめちくり~(~_~;))
などなど…。

そして、忘れてならないのは『癒されたい』という動機かな?と思います。
マッサージが何故「癒されたい」という要求を満たすことができるのか。
それは肌の触れ合いに人を安心させる力があることの証明になっていると思います。
マッサージをしているときにもそれはとても感じます。
オイルマッサージは服を脱がないとできないので、皆さん必ず服は脱ぎます。
服を脱ぐのと同時に社会生活をしている時のいろいろな肩書き等も全部脱いで、
文字通り丸裸の自分がそこに存在する。という状態になります。
(偽名を使って本当にいつもとは違う自分になって来られる方も多いのですが~)
そうして他の誰でもないたった一人の大切な存在としてその方の身体をマッサージしていくとき、
不思議と「母親が我が子を抱きしめ、よしよし。と身体を撫でているような」感覚になってしまいます。

その時に思うことは「人って、そこに存在してくれているだけで素晴らしいんだなぁ。」ということ。
たぶん、母親がわが子を抱きしめた時は無条件に愛する気持ちが溢れて、愛しい気持ちを表現する行為として
「よしよし」と撫でているんじゃないかと。

誰かに肌に触れてもらって「安心感」を得ることと同時に
「自分はこのままでいいんだ」という「自己肯定感」を少なからず感じて
そういう肌から感じる無意識の作用が「癒される」元になっているのかなぁ。
…なんてことを感じます。

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