今日の僕が明日の僕を作る。という脳の話。

今日の僕が明日の僕を作る。という脳の話。

飽きっぽい私が、この仕事をずーっと続けて来られた理由の一つはもちろんマッサージ自体の面白さですが、もう一つ大きな理由があります。それはお客様と1対1で施術させていただくなかで、たくさんのお話を聴かせていただけることです。
自分ひとりで経験できる人生は一つしかないけれど、お会いした方のお話を聴かせていただけることで、自分では体験できない人生をたくさん知ることができ、本当に色々なことが勉強になります。
その中で最近、とっても元気が出てくるなぁ~。というお話を聴かせていただきました。

「今日の僕は、昨日までの僕の結果」

心理学を研究されているお客様から聴かせていただいたお話なのですが、「明日は変えられる。」ということは科学的に証明されているのだそうです。ポジティブシンキングで幸せになる!的なことは本屋さんの自己啓発の棚に行けばたくさん見つけられるので、自分の体感としても未来は自分の考え方で、どんなふうにでもデザインできる。とは私も思っています。
でも、このことが脳の働きから考えても間違っていない。という事を聴いて「ほほ~!!」と思ったのです。

「今日の僕は、昨日までの僕の結果。何故ならば、脳の可塑性(かそせい)があるから、脳は変化しうる。昨日までの自分がどう脳を使ってきたかの結果が今の私になる。」

もう、脳の可塑性。なんてキーワードが出てきた時点で、頭の中がハテナマークいっぱいになってしまったのですが、いろいろと言葉を変えて説明していただき、私の中でしっくりきた説明が
「今日、いろいろなことに出会ったときに、脳は昨日までの自分が考えてきたことの中から『検索』をかけます。ある事態に直面した時に「以前は同じ事態の時に失敗した」という事例が脳内に残っていたとすると、その事例を引っ張りだして「今回も失敗するかも」と考え不安になります。
不安な事は何度も何度も頭に浮かび、考えてしまうと、『〇〇の事例=失敗』という脳内のネットワークを強化することになってしまい、よりいっそうそこに電気が通リやすくなって『〇〇の事例=失敗』ということがあたかもそれ以外の選択はありえない。というような思い込みに変わってしまいます。

しかし、それは単に脳が「昨日までの自分が使った脳のなかから検索をかけて出てきた一つの例にすぎず、今回がどうなるのかはいくらでも自由に選択できるのです。」というもの。

なので、例えば「どうせ無理」「私なんて…」という思考をいつもしていると、「どうせ無理」という脳内のネットワークが強化されているので、どんなことを検索しても「どうせ無理」という結果が検索上位に表示されてしまいます。
もし明日を変えたいのであれば、今日、たとえ「どうせ無理」という言葉が検索上位にきても、それをクリックせず、「もしかしたら、できるかも!」「意外とうまくいくかも」と前向きな言葉に変えていけば、明日の私の検索には「できるかも!」ということばが表示されるようになります。
そのような仕組みが脳にはあるので、

「今日の脳を変えれば明日が変わる。今日の僕が明日の僕を作っている」

ということになるのだそうです。
本当にとってもいいお話を聴かせていただいたので、これは是非!ブログに書かせていただきたいと、よ~く説明を聴いたつもりなのですが、説明があまり得意でないので、ちゃんと皆さんに伝えられているかどうか心配です。。。(お話聴かせていただき、本当にありがとうございました!)

この分野に詳しい方いらっしゃいましたら、間違っているところの訂正や補足説明していただけると有難いです・・・。

明日の自分を今日の自分がデザイン!!!素敵ですね~!!

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