人生で一番「笑顔ナンバーワン」

人生で一番「笑顔ナンバーワン」

ベトナムで日本式ビジネスホテルをオープンさせようと奮闘している様子を『ジパング』という番組で放送していました。

日本人スタッフに挨拶の仕方を指導され、一生懸命練習されてた現地ベトナムの従業員の方が「ヨーロッパのお客様は親しみやすさ」「日本のお客様には礼儀正しさ」が大切だと教わりました。と話していました。(ベトナムにはお辞儀の習慣がないそうです。)
その挨拶の仕方は「ありがとうございました。」と、お客様の目を見て発してから一定のリズムでお辞儀をし、再びお客様の目を見て笑顔。というやり方でした。慣れないながらも素直に教えられた通り、背筋を伸ばし、頭を下げ、姿勢を戻すとニッコリ。とするのですが、そのニッコリが恥ずかしくて上手にできないスタッフもいて、シャイな様子が日本人と同じだなぁ。と思いながら見ていました。

私も、なかなか目を見てニッコリ。が出来なくてもがいています。(以前にもコラムで笑顔について書きました。)

以前、店舗で働いていた時に、私が今までお会いした中で間違いなく「笑顔ナンバーワン」のお姉さんがいました。
彼女の素晴らしいところは、いつ、何時でも、どの方に対しても100%の笑顔を見せてくれるところ。時には営業スマイルももちろん混じることもあるかもしれないけれど、基本的に彼女は心からの笑顔をこちらに送ってくれるのです。

そんな彼女の笑顔に、私もいつも癒されていました。

何故、彼女はそんな素敵な笑顔なんだろう?と真剣に考えてそのルーツを探ろうと、こんな質問をしてみました。
「お母さんはいつも笑っていた?」
と。聞いてみたんです。

もう、なんと返事が来たのか想像がつくと思いますが…。そうです。「うーん、いつも笑ってたかな。」と言っていました。
小さい頃から「笑顔のベース」が培われているんだろうな。と思いました。いつも目にしているお母さんの顔が 笑っていると、それだけで子供はとっても幸せで満たされますよね。そうすると、その子自身も同じように笑っている顔が自然な状態。として記憶される。
人の顔色を見て「笑う」という行動が出るわけではないからこそ、あんなにいつでも誰にでも100%の笑顔ができるのじゃないかな?と私はその時に感じました。

そう感じた時に、彼女の笑顔が「神」に感じました。
(すみません。。ちょっと表現がオーバーでした。(*^^))

真似して出来るレベルの笑顔じゃない。と思ったわけです。
もちろん笑顔になる努力を放棄するわけではないのですが、彼女の笑顔に到達するためには、それこそ生まれなおさないと無理かな。。。と。

真似して「作り笑顔」ならば出来るようになるかもしれないけれど、私自身、どこかのお店で店員さんにマニュアルどおりの会話で作り笑いで接客をされても、うれしく無くは無いですが、ちっとも心に響かず、かえって人の冷たさすら感じてしまうので好きではないのです。

それならば、最低限人を不愉快にさせない程度の笑顔ができるように(素の顔で口角があがっているように)努力したら、後は自分の中に既にもっているものに磨きをかけることに力を注ぐほうが良いかな?と考えて、ひたすら手技を磨いていこう。手の感触を高めていこう。と思い始めました。

 

でも、未だに「ステキな笑顔」への憧れはつのります。。
ばあちゃんになった時に「イイ味してる笑顔」ができているといいなぁ〜。。

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