20年前はさぁ。。で認識する自分の時間経過

対談番組が好きなんですが、この頃さらに観ていてワクワクするようになりました。
そして、「自分も少し大人になったんだな。。。」と感じました。

そんな大袈裟なことではないですが、「出演者が話されている内容を理解出来るくらい自分も生きてきたんだな。」と思ったのです。
学生時代には親や先生や恩師から、いろんな言葉をもらっても、その時の自分の経験した範囲の世界でしかその言葉が理解できず、今から思えば『あの時、あんなに大事な言葉を言ってくれていたのに、ほとんど理解できずスルーしてたなぁ。。』と思う場面がいくつも出てきます。経験も浅く、知識も乏しいのに加えて、とっても頑固だった当時の自分には、その言葉が全く吸収できませんでした。

そんな学生時代を経て、今は何かの話題で「20年前はさァ・・・。」という言い方を耳にしても、気持ちとしては20年なんて相当前じゃん!という感覚なのに、その相当前の時代もちゃんと記憶がいっぱいある状態で思い出すことができる。もう既にバリバリこの世に生きていたじゃない!という現実がしっかり有ることに、何だか気がつかないうちにしっかり時間は経過しちゃってるんだな。と認識。

 

20歳そこそこの時には年をとっていくことは、どんどんつまらなくなっていくことだと思っていました。
でも実際は年を重ねていくほど、知っていく面白さ、理解できる世界が増えていくワクワク感に、なんて楽しいんだろう!と驚くばかり。

誰かの話している言葉は、その人の思っている頭の中のイメージのほんの断片に過ぎないと思うけれど、少しでもそのイメージを共有できる要素が多ければ、その人の言わんとしていることが感じ取れるようになる。
そうすると、よりその話している内容に共感することができて、その時間がより楽しいものになっていき、その刺激がまた自分だけでは乏しい世界を広げてくれる。

対談番組で出演されている方の話しと同様に、マッサージをしている最中にポツポツとする会話においても以前よりは理解できる世界が広がってるといいな。と思います。

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