今回も引き続き、食事にまつわる書籍からです。

「ジョコビッチの生まれ変わる食事」の本を読み、始めたグルテンフリー生活。
あまりにも調子がいいので、「やっぱり、食事ってスゴイのね。」と嫌でも感じさせられたのです。
しかし、その調子の良さが当たり前になってくると、もっと調子を改善したい欲求が湧いてきてしまう欲張りな私。

そんな感じで、何かいい情報はないか。とアンテナを張っていると…
出会ってしまいました。また新たな１冊に。

シリコンバレー式　自分を変える最強の食事

原題にはどこにもシリコンバレー式なんて書いてはいないのですが、
「シリコンバレー」という言葉が一つ入るだけで、IT系で頭キレキレの人が実践している食事！？
というイメージが勝手に湧いてきちゃって、つい手に取ってしまったんです。（タイトルに踊らされてます。^_^;）

シリコンバレーで成功したIT起業家の著者デイヴ・アスプリーが、自分の体を実験台にして世界中の食とダイエットを研究し得た知識をすべて本の中に公開してくれています。

でも、この本書かれていることが衝撃的過ぎて、何度も何度も「じゃぁ、一体何を食べればいいのよー！！！！」と
本を床に投げつけながら読みました。（さすがに本当に投げつけはしませんが、そういう気分にはなります。）
今まで「これがいい。」「あれがいい。」と言われていたり、またそうだと信じていたことがことごとく否定され、あれこれ取り組んできた事は何だったんだろう？と崖から突き落とされたような気分になり、なかなか読み進める勇気が持てず読み終えるまでに相当時間がかかってしまいました。

でも、明らかに目次を見ただけでも興味をそそられる事が盛り沢山なのです。
例えば…。
・朝、「ヨーグルト」を食べると太る
・「カロリー制限」では痩せられない
・果物が「集中力とエネルギー」を奪う
・パンを「一切れ」食べると、時間差で悪影響が出る
などなど…。何々？一体どういうこと？と答えが知りたくてしょうがなくなる項目ばかりが目次に並ぶのです。
だから、読みたいのだけど、読むと「本を投げつけたくなる。。」のループが…。

内容はさすがシリコンバレーのIT起業家らしく、一つ一つ、「こうだからこう。」という説明が検証を元に書かれています。
理詰めでかかれている分、私は読んでいて「クドイ。」と感じてしまいますが、とにかく明確に書かれていて納得せざるを得ない感じなのです。

最近まで私は朝食に毎回ヨーグルトを食べていました。
しかも、腸内細菌を整えたい！と思い、いろんなヨーグルトを食べ渡り、最後は自分でヨーグルトを作っていました。
それなのに…。朝「ヨーグルト」を食べると太る。なんて言われたら…。

でも、試さないのは悔しいので実際に朝の「ヨーグルト」を止め、著者の勧める「完全無欠コーヒー」なるものに変えてみたのです。
すると、ジョコビッチの本で始めたグルテンフリーの食事で受けた衝撃を更に上回る勢いで、身体が変化しました！

まず、本の帯に書いてあるように体重がスーッと落ちていきました。（毎日0.5キロというペースではなかったですが。）
そして、パフォーマンスが上がりました。自分でハッキリ感じるくらい頭がキレキレなのです。
何か計算をしたり、パソコンで難しい言語を操ったり。。という作業をするわけではないので、何故キレキレになったのを感じられたかと言えば…。
朝起き抜けにスカイプ英会話の授業を受けているのですが、その授業内での頭の回転具合がもうすこぶる良いのです。

マッサージの仕事でも頭のキレキレぶりは感じる事ができて、今までよりもお客様の身体がわかるようになりました。
もちろん全てがわかるわけではありません。あくまで比較の問題ですが、以前よりお客様の身体がどうしてほしいと思っているのか、そのためには自分はどこに手を置き、どういう施術をすれば、その身体が望む状態へともっていく事ができるのか。という事を感じやすくなりました。

私は施術を始めてしまうと、頭で「ここをこうしよう。」という考えを元に施術を進めていくよりも、手の「感覚」で施術をしていくので、その感覚がキレキレになってくる。というのはとっても重要な変化なのです。

ちょっと脱線しましたが、ホントに朝1杯の完全無欠コーヒーだけで、こんなに変化するとは驚きました。

まだまだ、このままだと延々と書いてしまいそうなので、
このあたりで一旦引き上げます。

オススメしたいのは
・ず～っとパソコンに向かいっきりの方。
・自分でアイデアをひねり出したり、クリエイティブな発想を求められる仕事をされている方。
・運動もしているし、暴飲暴食もしていないのに、何故か痩せない方。
・面白いくらいに変化する自分の身体を体験してみたい方。

実践してみた感覚では、体力仕事の人にはあまり向いていないのかな。。と思いますが、
頭キレッキレにしたい方には5つ星でオススメです。

最後に、本の内容の概要がダイヤモンド社のサイトでも読むことができます。（でも、読むと結局本を買いたくなってしまいます^_^;）

energyにも本を置いておきますね。