動く生活、動かない生活

少し前のコラムに「シッダ医学」の講習会に行って来た時の事を書きました。
その時の休憩時間に講師の先生と「そうなんですねー」と頷きながら話していた内容があったんです。

シッダ医学は、とてもとても古ーーい歴史のある医学ですが、その内容は現代においても人間の体の構造が変わっていないので時代を越えて生きづいています。ですが、やはり人体の基本構造は変わっていなくても、生活様式が変わり自然環境も変わり、体の使い方、酷使する体の部位などが時代と共に大きく変化してきています。
なので、先生もシッダ医学の古典は生かしつつ、現代社会の要素ということを踏まえながら診断や処方を考える。という事をおっしゃっていました。

そういった内容を私は他のセミナーに行った際にも講師の先生がおっしゃっていたのを耳にしました。
昔の人たちは、畑に行って体を動かしたり、重い物を持って筋肉を使ったり、「動く」動作の中で、疲れや痛みが発生していた。一方現代人は机の前でジーっと座ってパソコンを見つめ、かたまったまま動かずに生活し、「動かない」ことによって疲れや痛みが発生している。と。
不調が発生するメカニズムが昔とは違ってきているので、古典的なツボ理論では現代病の人にはちょっとズレが生じてきているのではないか。
と言った内容を話されていました。

その先生が思考錯誤を重ねて見つけ出した、動かない生活による不調に効くのはココではないか?というツボを教わり、実際に試してみるとと、確かに従来のツボよりも、ほぐれていくのが確実に早いのです!!押している場所はとんのちょっとの違いしかないのに…。と驚きました。

世界には学びきれないくらい、いろんな地域で様々な伝統医学がありますが、それぞれベースは違ってもいろいろとリンクする部分も多いのだなぁ。と思いました。

energyに来てくださった方に、本当に来てよかったなぁ。。と思ってもらえるように、いろいろな角度から勉強を続けていきたいと思います。

 

 

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