眉間にシワを寄せる顔からのギャップに萌え

スリランカ。
私も今回行ってみるまで、ほとんどどういう感じなのかイメージを浮かべることが出来ないでいました。

行ってみると、とってもステキな国でいい意味で衝撃をたくさん受けました。

なんといっても一番印象的なのは「笑顔」
それまでは「微笑みの国タイ」というイメージがあったので、いつも微笑んでいる国民はタイが一番多いのかと思っていました。
でも、実際タイに行った時には期待値が大きすぎた為か、あまり微笑んでくれないなー。というのが正直な感想でした。

ところが、スリランカの人々。通常はとりあえず暑いのでみんな眉間にシワが寄った顔をしていて(暑いなぁ…。という時、無意識にこういう表情になってしまいますよね。)一見怖い印象ではあるものの、パッと目が合うと途端にみんな「ニコっ」と白い歯を見せて笑ってくれるのです。
しかもその確率100%です。例えばこちらが車に乗っていて、信号待ちかなにかで停車している時に歩道を歩いている人と目があっても「ニコッ」歩いていて、そこに座っている人と目があっても「ニコっ」。笑う前の顔が険しいだけに、そのギャップに感激具合も倍増でした。

そして、それは人間だけでなく、街のあちらこちらでみかけるお釈迦様のお顔も日本でみかけるよりも明らかに口角が上がって微笑んでいるのです。お釈迦様まで微笑んでいる!!!スゴすぎる!とまた感激。

スリランカの青年に「なぜみんなあんなにニコっとしてくれるの?」と聞いてみたのですが、「わからない」と答えがきました。
小さい頃から当たり前にそうだったので「わからない」といわれました。生まれた時から染み付いた微笑み。うーん素晴らしすぎるー。

もちろん微笑みは上辺だけのものではなく、心もとっても優しいのです。みんな親切でとっても優しい。
英語があまり得意でなく、うまくコミュニケーションがとれない状態でいても異国にいる疎外感を感じることなく過ごせたのは、スリランカの人が放つ優しい気持ちのオーラに包まれていたからかなぁ。。なんて思います。

もう一つ衝撃を受けた事は車のクラクションの多さ!!!!
大きな道路沿いのホテルに滞在だったので、日中は車の音が聞こえ、クラクションも鳴りっぱなし。
始めは慣れずに、何でこんなにクラクションを鳴らすのだろう。と思っていました。でも、何だかこんなに車も多いしクラクションもうるさいにも関わらず、東京の交通渋滞の中にいるときと様子が違うことに気が付きました。
東京で同じ混雑の状況だと殺気をかんじるくらいピリピリした空気になり、運転手さんもイライラしクラクションを鳴らす意味は「お前、早くそこどけよ!」だったり「なにグズグズしてるんだよ、邪魔だよ!」という事になってしまうと思います。
ところがスリランカの人がクラクションを鳴らしている様子を観察していると、確かにあちこちで鳴らすので音量はスゴいですが、けして「このやろう、ドケ!」という殺気に溢れるものでなく「ここにいますよ。」という存在を知らせるようなクラクションなのです。「ここにいるから、気をつけて。」「ここを通っていくからぶつからないでね」といった攻撃的でない、後腐れのない音なのです。

ピリピリと殺気がない渋滞。。。こんなところにもスリランカの人のあたたかい国民性を感じました。

その他にもたくさん忘れられない体験がありました。。

もし近々スリランカへいく予定のある方いたら、何か参考情報を提供できるかもしれないので、
聞いてくださいねー。

あ、追加でもう一つ。
スリランカはカラスもとってもフレンドリーでした。。
「カーカー」って何か話しかけるかのように、こちらに向いて鳴いてきて、かわいかったです。
人も襲わないんだそうですよ。

 

URL :
TRACKBACK URL :

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)